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美容クリニックのほか、エステサロンでも施術を受けることができるなど、今話題のハイフ(HIFU)治療。
ハイフとは(HIFU=High Intensity Focused Ultrasound)高密度焦点式超音波治療法のことで、高い密度に収束させた超音波を狙った場所にピンポイントで照射することで熱変性を起こし、たるみ解消や部分痩せ、肌質改善などの効果を発揮します。
そんなハイフの効果は「ショット数」によっても変わってきます。
この記事ではハイフのショット数について詳しく解説していきます。これからハイフの施術を受けようと考えている方はぜひ記事を参考にしてみてくださいね。
目次
ハイフのショット数とは?
ハイフ施術のショット数とは、超音波を照射する回数のことを指します。
単純に言えば、ハイフのショット数が多ければ多いほど効果が大きくなり、また、広い範囲に照射することができます。
しかし、必要以上にショット数を増やしてしまうと、照射部位にかかる負担は大きくなってしまいます。
もちろん、ショット数が少なすぎても効果は薄くなってしまうため、治療目的・治療部位など患者さん一人ひとりの希望に合わせて適切なショット数を照射することが大切です。
ハイフ施術の効果を実感できるまでにかかる期間は年齢や基礎代謝によっても変わり、個人差があるため、施術を受ける前に「何ショット必要なのか、何度治療を受ければいいのか」など、カウンセリングで目安を聞いておくといいでしょう。
ハイフの効果はショット数・出力・深さ・方向で変わる
ハイフ施術で得られる効果は、ショット数を含め、下記の要素で変わってきます。
・ショット数(ハイフを照射する回数)
・出力(ハイフを照射するパワーの強弱)
・深さ(1.5mmの真皮層、3.0mmの脂肪層、4.5mmのSMAS筋膜)
・方向/角度
自分の望んだ効果を得るためにも、どのような要素がハイフの効果に影響を与えるかを把握しておくのがおすすめです。
|ショット数
「ハイフ治療を受けよう!」そう思ったら、料金だけではなくショット数にも目を向けるようにしましょう。ハイフは自由診療であるためクリニックによっても費用が異なりますが、それと同様にショット数もクリニックによって違いがあります。
ショット数が少ないと、照射漏れが発生してしまう可能性があり、高い効果を得られないこともあります。
ショット数を多くすると、ずらしながら重ねて照射することで隙間なく照射することができます。
|出力
ハイフ機器にはたくさんの種類がありますが、そのなかでもパワーが非常に強く、高い効果を目指すことができるとされているのがアメリカのウルセラ社が製造・販売を行う「ウルセラシステム」です。
ウルセラの場合、出力エネルギーを4段階に調節できるようになっていますが、一つ下げるごとに出力が大きく下がります。
痛みを感じるからと言って出力を下げてしまうと、効果がかなり下がってしまうこともあるため注意しましょう。 クリニックのなかには、ウルセラシステムの効果を最大限に引き出すためフルパワーでの照射をおすすめしているところもあります。
今回はウルセラシステムを例にしましたが、ほかの機器でも同様で、出力が強くなれば痛みは強くなります。その分たるみのリフトアップに高い効果を得ることができます。
|照射する深さ
ハイフ機器にはカートリッジがあり、カートリッジによって照射する深さを変えることができます。
ウルセラシステムの場合は1.5mm、3.0mm、4.5mmの深さがあり、それぞれ真皮層、脂肪層、SMAS筋膜にアプローチします。
なかにはウルトラセルQ+のように2.0mmのカートリッジやボディ用のカートリッジがあるハイフ機器もあり、より細やかな治療ができます。
照射する深さによって、ターゲットとなる層や期待できる効果に違いがあります。
・1.5mm…真皮中間層に作用し、肌質改善や表層のタイトニングや引き締め効果がある
・2.0mm…真皮深層に作用し、目元のリフトアップができる(目元専用カートリッジのため)
・3.0mm…脂肪層に作用し、皮下組織を引き締めることができる
・4.5mm…SMAS筋膜に作用し、筋膜からのリフトアップが可能
ハイフ治療を受けようかと考えている方であればハイフの痛みについて聞いたことがある方も多いと思いますが、肌の深い部分に照射をおこなう場合、麻酔クリームは気休め程度で、ほとんど痛みは軽減されません。
「SMAS筋膜まで作用させたい場合は痛みがある」「出力を高くすると痛みが強くなる」ということを理解したうえでカウンセリングで相談すれば、自分に合ったハイフ治療を受けやすくなるはずです。
また、最新式のハイフでは痛みが少なくなっているものもあります。機器によっても特徴が異なるので、調べてみるのもおすすめです。
|照射する方向・角度
ハイフの施術は、照射する方向も大切です。ただ照射してエネルギーを与えればいいわけではなく、引き上げたい方向に効率よくエネルギーを与えなければ十分な効果を得ることはできません。
医療ハイフのショット数の目安
エステハイフの場合、医療ハイフと比べると出力が弱く設定されているためショット数が多くなり、5000や、多い場合では15000ショットなどを目安としているところもあります。
医療ハイフの場合は出力が高いため、エステのハイフ機器のように数千回ものショット数は必要ありません。
たとえばウルセラシステムの場合は、アメリカで数万件にも及ぶ臨床試験によってショット数の目安が決められています。
・顔全体(頬・眉毛の上、目尻からこめかみ、目の下)…270ショット
・顔全体+首やあご下…370ショット
これは日本に導入されたときのマニュアルの最低のショット数ですが、クリニックによってはさらに高い効果を得るため、ショット数を増やしているところもあります。
ハイフ施術を受けるクリニック選びのコツ!
ハイフ機器にはいくつもの種類があり、機器によっても目安のショット数は変わってきます。そのため、一つのクリニックだけではなく、いくつものクリニックをチェックしてみるのがおすすめです。
クリニックによっては、施術料金を下げる代わりにショット数を少なくしているところもあり、そのようなケースでは望んだような効果が得られない可能性もあります。
ただし、とにかく出力が強いほど良い、ショット数が多いほど良いというわけではありません。強いパワーでたくさんのショット数を照射すればその分、施術部位に負担がかかるため、痛みやダウンタイムが生じます。
ハイフ機器は出力やショット数、照射する深さを調節することができるため、クリニックによっては患者さん一人ひとりの希望に合わせて、細やかな対応を行ってくれるところもあります。たとえば、下記のような対応です。
・高い出力で、ショット数も多くする…痛みは強いが、一回あたりの治療の効果は高い。そのため、トータルでかかる費用を抑えられる
・低い出力で、ショット数を増やす…痛みを抑えて治療できるが、ショット数を増やすため施術時間、治療回数が多くなりトータルでかかる費用が高くなる
ハイフの施術で痛みが出るのは出力の強さが原因です。出力を弱くすれば、効果はゆるやかになりますが痛みを抑えられます。
「お金や時間がかかってもいいから痛みやダウンタイムを限りなく減らして、快適にハイフ治療を受けたい!」という方は、出力を低くして何度か施術に通うという選択肢もあります。
また、なかには全身麻酔で一番強い出力での照射をおこなっているクリニックもあります。
クリニックによっても対応は異なるため、自分の希望や譲れない部分など、カウンセリングでしっかり話を聞いたうえでクリニックを選ぶのがおすすめです。
【関連記事】
・ハイフ(HIFU)とは?効果や治療できる部位、痛みについて解説!
・ハイフ(HIFU)で顔のたるみ治療!副作用や注意点を詳しく解説
ハイフを実際に受けた人の口コミ
『ベテラン看護師さんが顔のバランスを見ながら深度を変えてしっかりと全顔照射してくれます。機会は韓国でシュリンクと呼ばれているウルトラフォーマー3なのでコラーゲンも生成してくれるので、効果もかなり早く出ます。
30分ほどで終わるので、そのあとパウダールームで化粧して終わり。わたしは659ショットを5万円で打ってもらいました。もっとお得なイベントを期間限定でやっていたりすろので要チェックです!』
投稿者:白いアピーチ(2021.03.24)
『ウルトラセルQ+の機器で、SMAS層・中間層・表皮/真皮層の3段階500ショット受けました。
SMAS層・中間層・表皮/真皮層それぞれ痛みが違いました。SMAS層への照射が個人的にめちゃくちゃ痛かったです。(SMAS層から始まり、どんどん浅い層に当てていくので、SMAS層以外はそんなにいたくなかったです)
施術中は麻酔すれば良かったかなと思いましたが、我慢できない程ではない気もします。(麻酔クリームを塗る方の割合は約3割程度だそうです)
頬骨あたりが1番痛くて、歯にズキズキっとくる感じです。顎下は、輪ゴムをバチっと当てられた後のジーンってする感じです。)』
投稿者:マンゴードーナツ(2021.03.19)
『全顔ハイフを遂にやってみました!
30分ぐらいなのに一瞬で小顔になってキュッとリフトアップされてて感動...
毛穴も引き締まってメイクノリもよくなった!
糸リフトとか怖い人は絶対にオススメ!』
投稿者:渡辺リサ(2020.12.22)
上記の口コミはカンナムオンニアプリに投稿された施術レビューの一部を抜粋しています。
レビューの全文や施術前後の経過写真、クリニック名、ドクター名、施術の費用といった情報はこちら
まとめ
ハイフのショット数は効果に大きく影響するため、施術を受ける際には費用だけではなく、ショット数なども比較するようにしましょう。
ただし、ショット数はただ多ければいいというわけではありません。一度の施術でたくさんの負担をかければ肌がダメージを受けすぎてしまうため、効果を得られる適切な回数に留める必要があります。
クリニックのドクターに自分の希望や痛みについての要望などを伝え、しっかりとカウンセリングを受けたうえで施術を受けるようにしましょう。
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