ダーマペン4とフラクショナルレーザーの違いって？5項目を比較！

人間の身体は、傷ができると少しずつ時間をかけて治るようになっており、これを「自然治癒力」といいます。

このように人間が本来持っている自然治癒力を利用して肌の再生を行うのが、肌再生治療とも呼ばれる「ダーマペン4」や「フラクショナルレーザー」という施術です。

肌にとても小さな傷をつくり、創傷治癒効果を利用してさまざまな肌トラブルを解決できるダーマペン4とフラクショナルレーザーですが「どっちをやればいいの？」とお悩みの方も多いのではないでしょうか？

そこで、この記事ではダーマペン4とフラクショナルレーザーの違いを比較して解説します！

これから肌再生治療を受けたいとお考えの方はぜひ記事を参考にしてみてくださいね。

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目次

1.ダーマペン4とフラクショナルレーザーを5項目で比較！

　1-1. 施術内容・仕組み

　1-2. 施術の効果

　1-3. 痛み

　1-4. ダウンタイム

　1-5. 費用相場

2.ダーマペン4とフラクショナルレーザー、どっちがおすすめ？

3.ダーマペンの体験動画

4. ダーマペン4とフラクショナルレーザーを実際に受けた人の口コミ

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記事監修者

共立美容外科　磯野 智崇　医師

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ダーマペン4とフラクショナルレーザーを5項目で比較！

ダーマペン4もフラクショナルレーザーも、肌質改善や広がってしまった毛穴治療、なかなか消えないニキビ痕、ニキビによるクレーター肌などに効果的な治療法です。

肌トラブルにはたくさんの種類がありますが、その中でもセルフケアでの改善が難しい毛穴やニキビ痕は大きな鏡を見るたびに憂鬱な気持ちになってしまいますよね。

ぜひ自分の悩みや希望に合わせた施術を受けて、理想の美肌を手に入れてください！

1. 施術内容・仕組み

まずは「施術ではどんなことをするの？」「どんな仕組みの治療？」ということについて比較していきます。

どちらも肌を傷つけることで創傷治癒効果を引き出しコラーゲンやエラスチン増生を促す肌再生治療ですが、ダーマペン4とフラクショナルレーザーでは仕組みが異なります。

【ダーマペン4】

ダーマペン4は、従来のダーマペンから改良を重ねて作られた新しいダーマペンです。名前の通りペンのような形をしており、先端に極細の針が16本ついています。

この針で肌にとても小さな穴をあけることで皮膚が持つ修復能力を引き出し、若返りや肌質改善を行います。ダーマペン4では、1秒間に1920個の穴をあけることが可能です。

針の深さを0.25～2.5ｍｍで調整できるため、施術を受ける人一人ひとりの目的や症状に合わせた治療を行うことができます。

針で刺すというと怖いイメージがあるかもしれませんが、ダーマペン4は日本の厚生労働省のような機関であるアメリカFDAからも認定されている安全な医療機器のため、安心して治療を受けることができますよ。

【フラクショナルレーザー】

ダーマペン4は針で肌に穴をあけますが、フラクショナルレーザーではレーザーを細かな点状にして照射（フラクショナル照射）することで肌に穴をあけ、創傷治癒効果を引き出します。

1回の施術で、レーザーを照射した部位の10％〜15％ほどが新しい肌に生まれ変わります。

フラクショナルレーザーには主に下記の2種類があります。

・ノンアブレイティブタイプ…レーザーのエネルギーを抑えて照射し、皮膚に穴をあけることなくダメージを与えて創傷治癒効果を引き出す

・アブレイティブタイプ…レーザーによって皮膚の表面に穴をあけて創傷治癒効果を引き出し、皮膚の再生を促す

照射するレーザーのエネルギーに違いがあるため、ダウンタイムや効果の感じ方、効果を得られるまでの治療回数などが異なります。

2. 施術の効果

針で肌に穴をあけるダーマペン4と、点状のレーザーで肌に穴をあけるフラクショナルレーザー。それぞれの施術の効果についてご紹介します。

【ダーマペン4】

ダーマペン4は毛穴や小じわ、ニキビ痕、シミ、たるみなどの改善効果があります。毛孔性苔癬と呼ばれる二の腕のぶつぶつにも効果を発揮し、コラーゲンが増えるため肌質も改善されます。

施術を行う際に成長因子（グロースファクター）などの薬剤を使用することで、さまざまな美容有効成分を肌の内部へ直接届けることが可能です。 また、PRPと一緒に行うヴァンパイアフェイシャルやマッサージピールと同時に行うベルベットスキンなど、他の治療と組み合わせることで相乗効果を狙えるのもダーマペン４の魅力の一つです。

【フラクショナルレーザー】

フラクショナルレーザーもダーマペン4と同じく、毛穴や傷痕、クレーター肌などのニキビ痕改善、小じわ改善などの効果があります。

また、ダーマペン4は針のため熱エネルギーは発生しませんが、フラクショナルレーザーの場合はレーザーによる熱エネルギーが生じます。

フラクショナルレーザーの場合、この熱エネルギーによって肌が収縮するというたるみ解消、スキンタイトニング、リフトアップ効果もあります。

同じような効果のあるダーマペン4とフラクショナルレーザーですが、フラクショナルレーザーの方が高い効果を発揮します。

3. 痛み

どちらの治療も肌に穴をあける治療ということで、施術の際の痛みが気になるところですよね。それぞれ、痛みはどのようになっているのでしょうか？

【ダーマペン4】

ダーマペン4は針を使うため、施術中はチクチクした痛みを感じるという方が多いです。また、中には骨に響くような痛みを感じるという方もいるようです。

施術を行う前には麻酔クリームを顔に塗ることで痛みを最小限に抑えることができますが、それでも痛いという場合、ダーマペン4は針を刺す深さを調節することも可能なため、刺す深さを浅くすることで痛みを軽減することができます。

【フラクショナルレーザー】

フラクショナルレーザーの場合も、レーザーを照射して肌に穴をあける際に痛みが生じますが、麻酔クリームを塗ることで痛みを軽減することができます。

また、フラクショナルレーザーにはノンアブレイティブタイプとアブレイティブタイプがあるだけでなく、レーザーの出力も調整することができます。

施術を受ける人の悩みや肌の状態、希望に合わせて出力を設定できるので自分に合った治療を受けることができるでしょう。

4. ダウンタイム

同じ肌に穴をあける治療でも、ダーマペン4とフラクショナルレーザーではダウンタイムが異なります。

これはダーマペン4とフラクショナルレーザーの大きな違いとも言える点です。

【ダーマペン4】

ダーマペン4は極細の針を肌に対して垂直に刺すため、出血が少なくなっています。施術後数時間は肌が火照って赤くなり、2〜3ｍｍほどの内出血が起こることもありますが、5日ほどで治まります。場合によりヒリヒリとした痛みが２～３日続く場合もあります。ただ、ダウンタイムが気になる場合は、針の長さを短くすればダウンタイムの期間は短くなります。

使用する針や薬剤によっては赤みや熱感の他にもピリピリ感、痛み、かゆみ、乾燥が生じ、1〜2週間ほど続くこともありますが、フラクショナルレーザーに比べるとダウンタイムは抑えられます。

【フラクショナルレーザー】

フラクショナルレーザーはレーザーの熱エネルギーによって肌に穴をあけます。熱エネルギーは引き締め効果をもたらしますが、熱エネルギーによって肌のダメージも大きくなるため、その分ダウンタイムは長くなります。また、熱エネルギーによって皮膚にメラニンが沈着し、色素沈着が起こるリスクがあります。

フラクショナルレーザーにはさまざまな機器がありますが、中には色素沈着が起こりにくい機種などもあるため、フラクショナルレーザーの施術を受けることを考えているのであれば、いくつかのクリニックを比較して、機種による違いをチェックしてみるのもおすすめです。

施術後は熱を帯びて少し腫れた感じや、ヒリヒリ感を感じます。施術を受けた翌日の夜くらいから小さなかさぶたができはじめ、触るとザラザラした感じがします。

かさぶたは4〜7日ほどで自然に剥がれ落ちていきます。かさぶたがあるうちはメイクのノリが悪くなります。

5. 費用相場

ダーマペン4、フラクショナルレーザーのどちらも複数回の治療を行うことで高い効果を実感できる治療なので、必要な治療回数などについてもあらかじめドクターとしっかり相談するようにしましょう。

ここからは、費用相場についてご紹介します。

【ダーマペン4】

ダーマペン4は1回あたり20,000円〜35,000円ほどが費用相場となっています。1回のみでなく、3回や5回のセット料金となっていることが多いです。

【フラクショナルレーザー】

フラクショナルレーザーはクリニックによって設定価格にかなり違いがあり、10,000円〜110,000円ほどとなります。中には初回限定で4,000円前後で施術を受けられるクリニックもあります。

ダーマペン4とフラクショナルレーザー、どっちがおすすめ？

ダーマペン4とフラクショナルレーザーの違いや共通点についてご紹介しましたが、ダーマペン4にはダーマペン4の、フラクショナルレーザーにはフラクショナルレーザーのいいところがあります。

そのため、どちらのほうがおすすめかは人によって異なります。

ダーマペン4…短いダウンタイムで肌の悩みを治療したい。レーザーの熱エネルギーによる色素沈着が心配という方におすすめ

フラクショナルレーザー…ダウンタイムは長くなるものの、しっかり治療の効果を実感したい。たるみ改善・スキンタイトニング効果も得たいという方におすすめ

ダーマペンの体験動画

【関連動画】

ダーマペン4とフラクショナルレーザーを実際に受けた人の口コミ

・ダーマペン4

ダーマペン4+コラーゲンピール（ヴェルヴェットスキン） 『麻酔クリームを塗ってもらって20分待機。そのあとすぐにダーマペンの施術がスタート。思ったよりすごい音がしてびっくりしたけど表面麻酔がしっかり効いていたので痛みは感じずに無事終了。

そしてそのあとコラーゲンピールを塗り込んでいったのですが、これがさっきダーマペンで作った小さな穴にめちゃくちゃしみてかなり痛い...ひーひー泣きながらも、頑張ってピーリング剤が塗り込まれるのを我慢していました。

とっても痛かったので肌が綺麗になることを期待してDT中は保湿ケアと紫外線ケアをいつもよりしっかりとしていきたいと思います。』

投稿者：白いアピーチ(2021.01.19)

・ピコフラクショナル

『マスク生活でできてしまったニキビの跡を治療しようと思いピコフラクショナル を麻酔なしでフェイスラインに照射しました。私は痛くなかったけど(我慢できる)、痛みを感じやすい人は麻酔を塗ってからやるといいかもです。ジジジジって皮膚の中が焼けてる感じの痛み...？

ダウンタイムは1週間くらい赤みが出るとのこと。出力の高さは個々に合わせて変えてくれるみたいで、私は週末に予定があったのと1回目の施術だったので化粧で隠せる程度の強さでニキビ跡のある部分にのみやってもらいました。

ピコフラクショナル の機械はアメリカCUTERA社のエンライトンでした！』

投稿者：白いアピーチ(2021.06.09)

上記の口コミはカンナムオンニアプリに投稿された施術レビューの一部を抜粋しています。

レビューの全文や施術前後の経過写真、クリニック名、ドクター名、施術の費用といった情報はこちら

まとめ

ダーマペン4とフラクショナルレーザーはどちらも創傷治癒効果によって肌を再生し、美しい肌に導いてくれる施術です。

どちらのほうが自分に合っているか、よく考えてみて納得できる施術を受けてみてください。

美容医療の施術を受けるのであれば、クリニックや施術の比較も大切。そんなとき、便利に比較できるのが『カンナムオンニ』のアプリです。

日韓1000件以上のクリニックに関する特別価格イベントを掲載しているので、クリニックごとの施術内容や価格を簡単に比較できます。

また、実際に施術を受けた人が書いた写真付きの口コミを掲載しているので、レビューを参考にしながら自分にぴったりの施術を見つけることができますよ。ぜひアプリも活用してみてくださいね！