自宅スキンケアの最高峰！「ゼオスキン」のメリットを医師が解説

最近、注目を集めているのが医療機関向けのスキンケアプログラム「ゼオスキンヘルス（ZO SKIN HEALTH、以下ゼオスキン）」です。

医師の指導の下で行うプログラムになっており、多くのメリットがあるのだとか。

銀座の人気クリニック、BIANCA CLINICの南寿美医師に「ゼオスキン」の魅力を解説していただきました。

市販のアイテムとどう違う？「ゼオスキン」だから得られる効果

「ゼオスキン」は治療・メンテナンス・毎日のお手入れ・保護/予防の4つの要素からなるプログラムです。医師のアドバイスのもと、一人ひとりの肌状態や希望にあわせてカスタマイズすることができます。

「ドラッグストアなどで市販されているスキンケアよりもアクティブな成分が入っていて、多少の皮剥けなどが起こりますが、その分効果を感じやすいスキンケアです。あらゆる肌質の方に使っていただけるのも特徴のひとつ」（南医師）

「ゼオスキン」は単にひとつの肌トラブルを改善するのではなく、美しく、真に健やかな肌に導くことが目的。そのためニキビや毛穴、たるみ、シワ、乾燥など幅広い肌悩みにアプローチできるのです。

様々な肌質の、いろいろな肌悩みに対応できるプログラムであるため、クリニックでの治療と併用することも可能だといいます。南医師は「多くの方が、レーザーによる肌治療メニューと併用しています。組み合わせた方が効果を早く感じやすいです。肌治療は時間のかかるものなので、早い段階ではじめることをおすすめしています」と語ります。

また、肝斑の悩みがある人には「ゼオスキン」がぴったり。「重症の肝斑のある方は、レーザー治療を行うと逆に悪化して、肝斑が濃くなってしまうことがあります。そういった方でもセラピューティックプログラムは受けることが可能です」（南医師）

「ゼオスキン」の治療プロセスとダウンタイムは？

この「ゼオスキン」のセラピューティックプログラムでは3か月をかけて、しっかりと肌を治療していきます。治療はまず医師の診察、カウンセリングからスタート。自身の肌質や肌悩み、ダウンタイムの長さについての相談や、不安があるという人にはハイドロキノンのパッチテストも可能です。

そしてプログラムを開始し、アイテムを塗り始めると「反応期」が訪れます。トレチノインが肌のターンオーバーを促進することで治療開始後3~5日目から古い角質が剥がれ落ち、新しい肌に生まれ変わる期間です。最初の3週間程度はレチノイド反応（A反応）といって、赤みや皮向け、乾燥、ピリピリとした肌の痛みや痒みを感じることも。

「しばらく反応が出ますが、肌が慣れれば治ります。まだ皮向けのダウンタイムが困るという方には、反応の期間を短くするカスタマイズも人気です」（南医師）。

「反応期」を乗り越えると肌に耐性・抵抗力がつき、どんどんと健やかな状態へ。そして治療の最終段階になるにつれ、表皮にたまった古い細胞が新しく生まれ変わり、肌のトラブルが改善していきます。

終了後は「メンテナンス」「デイリースキンケア」「予防プログラム」のいずれかで肌状態を維持していきます。

医師が処方するからこその効果、注意点を解説

「ゼオスキン」の人気が高まるにつれ、レチノイド反応（A反応）への注目も上がっています。そのため並行輸入などで日本の市販品以上に強い成分が含まれる製品を購入し、自身でブレンドするなどして使用する人も増えているんです。

これはとてもリスクが高いといい、「5ヶ月以上使ってしまうと重度の色素沈着になってしまったり、ビタミンAの濃度によっては妊娠時には使えなかったり。一般に扱いにくいものだからクリニックでドクターが処方しているという背景がありますので、流行っているからといってご自身で扱うのは難しいのではないでしょうか」と南医師。

効果が強いものこそ、適切に使わなければ逆効果を招くことも。もちろん、医師の指導のもとで扱えば危険なものではありません。健やかな肌に近づくには、医師のアドバイスのもと、適切な治療を受けるのが近道のようです。

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